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  • 2009.01.17 Saturday
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中山という大臣の不思議な頭脳

 国土交通大臣である中山成彬氏の放言三連発が問題になっています。彼が大の「日教組嫌い」だということは、「日本の教育のガンは日教組だ。日教組をぶっ壊すために火の玉になる」という発言からもわかりますが、その固定観念が強い色眼鏡になって、現実認識を妨げているようです。
 まず、成田空港反対運動を「ごね得」と言いましたが、これを農民の権利闘争とみるかごね得とみるかは別として、反対闘争の中心になった農民の多数は、戦前戦中に教育を受けた人たちだったように私は記憶しています。中山大臣はそのあたりのことを確認しているのかどうか。
 次に、「日教組が強いところは学力が低い」という中山仮説ですが、そもそも日本の小中学生の学力低下が問題にされるようになったのは、ここ数年来のことで、日教組がすっかり弱体化した後の話です。日教組が強かった時代には、日本の小学生の学力は国際的にもずば抜けていましたが、それも日教組の活動とは関係のない話です。
 さらに中山大臣は、「日教組は民主党の最大の支持母体だ」とまで言います。ここまで日教組を過大評価する人は、街宣車を走らせている街頭右翼くらいのものでしょう。

 中山大臣が意識しているか否かはしりませんが、この現実無視の「諸悪の根源は日教組」説の効用は、さまざまな問題の原因を隠蔽してしまうことにあります。例えば学力低下と格差拡大の関連についてです。結果として政府自民党や財界の責任は、きれいさっぱり免罪されてしまいます。
 日教組をぶっ壊しさえすれば、「美しい国日本」がよみがえるというわけです。

 時と場所と立場を考えず、ここまであからさまに言ってしまったのでは、さすがに大臣の地位を保てないようですが、それでも中山成彬氏は自民党の大物代議士として大手を振って活躍を続けるでしょう。彼は孤立してはいません。それどころか、麻生太郎・安倍晋三両氏をはじめAA内閣の主要閣僚は中山氏と同じ考えに立つ仲間です。

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