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  • 2009.01.17 Saturday
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これはもうイジメじゃないですか

 また、政治がらみの問題です。まず、次の記事(22日付山陽新聞Web版)を見てください。

 倉敷市と玉野市が、区域を越え香川県の島しょ部に生活用水を送る「分水」に対し、厚生労働省が「解消すべき」と指摘した。分水は「臨時的措置に限る」とされているためだが、水源の乏しい島の住民にとっては“命の水”。送水管の新設には多額な費用も掛かるため、関係自治体は困惑している。
 水道法では、水道事業者が給水区域外に給水する「分水」は認められていないが、「一時的な場合」(厚生労働省)に限って例外的に認められてきた。倉敷市は坂出市の依頼を受け、1979年から1〜3キロ沖合の櫃石島と岩黒島(計約370人)に日量約90トンを送水。玉野市も約2キロ沖に浮かぶ直島町(約3400人)からの要請で、69年から日量最大5500トンを送っている。水道料金は、坂出市と直島町の料金体系で両市町が徴収している。
 いずれも地理的に離れた香川県より、本州側から送水する方が、設置費用面などで効率的なことが理由で、三島の生活用水はすべて分水で賄っている。
 倉敷、玉野市の分水は同省が今年行った両市の水道事業への立ち入り調査で問題化。一時的なはずの分水が長年行われていることに対し、「開始から年数が経過しており、解消に向けた協議を進めるべき」と指摘した。
 これを受け、倉敷市は8月、坂出市に対し意向を打診したが、同市は「市が両島まで送水管を延ばすのは現実的ではない。島民にとっても今の状態が一番」とし、直島町も「送水が止まると島民は生きていけない」と分水の継続を希望する。
 倉敷、玉野両市が新たに三島を給水区域に加えれば問題は解決するが、その際には水道設備の維持管理も両市が行わなければならないため、「費用負担が発生し、市民の理解を得にくい」(倉敷市水道局)という。

 舛添大臣は、こんな杓子定規なやり方を承認しているんでしょうかね。実情が水道法の規定に反しているというのなら、それは法の不備です。さっさと法を改正すればいい。それで何の不都合も生じはしないし、貴重な税金の無駄遣いも避けられる。改革しなければならないのは、この手の「役人根性」ですよね。

 最近は自分の人気取りのために、不当に官僚叩きをする政治家や評論家が目立ちます。厚生労働大臣もその最右翼ですが、それがうわべだけのパフォーマンスに過ぎないことは、今回の薬害肝炎問題への取り組みでも、この分水問題でも明らかになりました。
 一方で官僚のほうは、奪われた権限を「弱いものイジメ」で埋め合わせようと計っているようです。
 規制緩和とルール尊重とが、表裏一体の関係にあるということはわかります。その際、肝心なのは必要なルールと不必要なルールを入念により分けることです。そこのところを十把一からげにして、コンプライアンス、コンプライアンスと叫ぶだけでは、新しい官僚支配――従来のそれよりも破壊的な――の陥穽に落ちるだけです。
  

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