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  • 2009.01.17 Saturday
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あえて言葉尻を捕らえる

 松岡利勝農水大臣の自殺の衝撃で、政界発の「奇妙な言葉」が電波に乗って飛び交っています。

 まずは、安倍晋三内閣総理大臣の「慙愧に堪えない」発言。最初、テレビのインタビューでこれを聞いた時はびっくりしました。全く予想外の言葉で、「この人がそんなに深く反省することなどあるのか」と違和感を持ちましたが、その後の安倍氏の発言とこの言葉とはどうしても整合が取れません。あくる日の新聞には、「あれは言葉の誤用だろう」と出ていました。あれこれ真意を推しはかるよりも、ずばり、安倍氏の国語力の問題と考える方が妥当なのでしょう。

 松岡氏自殺の第一報を受けての石原慎太郎都知事のコメント。「死をもってつぐなった。彼はやはり侍だった」。異議あり。私は侍にはなんらの共感も抱きませんが、侍なら切腹の時には装束を改めるはずだとは思います。

 松岡氏の遺書の公表を拒んだ塩崎恭久官房長官の定例記者会見。「遺書というのはプライベートなものだ」と言い張りました。ここで問題になっているのは遺書一般ではありません。現職大臣が自殺するに際して残した遺書です。現職大臣の自殺は100パーセント、公的な事件です。これに関連した遺書を私的と言いくるめるのは「プライバシー重視」の風潮に乗じた責任回避です。

 これは余談ですが、マスコミは「戦後初の現職大臣」の自殺と繰り返しています。終戦時の阿南惟幾陸軍大臣の自殺は知っていましたが、戦前戦後を通じてそれ以外の現職大臣の自殺を私は知りません。どなたかご存知でしたら教えてください。戦前の大臣は天皇の大臣ですから、自殺はちょっと想像し難いのですが。

 本筋に戻ってもうひとつ。数日前に松岡氏と会食した鈴木宗男代議士の発言。国民に率直に謝罪したほうがいいとすすめる鈴木氏に対し、松岡氏は「今は黙っていた方がいいと国対からの、上からの指示なのです。それに従うしかないんです」と答えたといいます。自民党執行部がこれを全面否定するのは当然ですが、立ち会った第三者はいないのですから、これはしょせん水掛け論。ただ、こういうことが仮にあったとしても、そこから生じた葛藤が松岡氏を死に追い詰めたとは、私には信じがたい話です。いまのところ一番納得できるのは、松岡利勝氏は検察が自分を狙っていると考えた、それが引き金となったという仮説です。

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