スポンサーサイト

  • 2009.01.17 Saturday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


コリャなんだ(2) 大分県教員一家

 ことの発端となった情実採用も無軌道の極みなら、今回の21人の採用取り消しも、見た目にはずいぶん無理をしたという感じである。要するに、やることなすことが「極端」なのだが、これは閉鎖的な組織の通弊ともいえる現象である。大分県教委の場合、閉鎖性こそが情実採用の最大原因であったが、採用取り消しも、外部の意見を取り入れて、衆知を集めて検討した結果であるようには思えない。そこに感じられるのは、外部の力が入ってくる前にインパクトのある形で、「落とし前」をつけるつけること、それが組織を守る道だという考えかたである。

 このぶんでは、今後とも、組織の内外で異なった論理と対人関係がまかり通るのではないか。

コリャなんだ(1) 姫井由美子現象

 一連の動きをみて、「場違いだなぁ、この人はなぜここにいるのだろう?」との印象がますます強まりました。民主党は厄介払いができてやれやれだろうな、与党側は目先の利益に目がくらんで大失策だと思っていたら、いやはや、何とものドタバタ劇。永田町の論理は私らの想像の域をはるかに超えているようです。
 私は姫井議員を選出した岡山に住んでいますが、彼女についていくらかでも知っていて投票した人は極めて少数だと思います。彼女は県議会議員ではありましたが、特に実績をあげたわけでもなく、無名の新人といっていい存在でした。それが民主党公認をいう理由だけで、反自民の突風に乗って、あれよあれよの当選となったのでした。
 ですから、姫井問題についての第一の責任は民主党にあると私は考えます。そして彼女をめぐって民主党と綱引きを展開した、反民主党勢力・自民党の寝業師たちも「同じ世界の住人」ということですね。

 それにしても「情報公開」、ディスクロージャーというかけ声とブラックボックスという実態が裏と表に張り付いた怖い時代、他人の悪口をあげつらうことで自らの不安を紛らしているのが当世というものでしょうか。

ネクラとネアカ

  昨日の話の続きです。言うまでもないことですが、闇があっての光であり、光があって初めて闇が意識されます。両者の中間に無数のバリエーションが存在するのが実在する世界の姿です。
 暗さのない明るさ、明るさのない暗さというのは、本来的に無意味であり、デジタル的思考に飼い馴らされた人間の錯覚でしかありません。

 山崎ハコの登場に先立つ70年代というのは、暗さが共感を集めた時代だったともいえます。「昭和ブルース」という歌がありました。「うまれた時が悪いのか/それとも俺が悪いのか」と歌い出すやつです。私はほとんど見ていませんが、天知茂主演の「西部警察」という人気のテレビドラマがあって、その主題歌です。(「西部警察は私の勘違い、正しくは「非情のライセンス」でした。かめさん、ご指摘ありがとうございました)ここでは暗くてニヒルなのがかっこよかったのです。でも、孤独で暗さを貫けるのは虚構のヒーローの話です。

 暗さで潰されてしまわないためには何が必要だったのか? それは連帯でした。その頃、「若者たち」というドラマが人気を集めていました。

 80年代に入って、「ネクラ」、「ネアカ」という言葉が流行り出します。以下、私の独断的解釈になります。この頃から日本人の間に、自分をさらけ出しての付き合いを、煩わしいこととして避けたがる傾向が出てくるのですね。自分を隠して取り繕うとすれば、「暗い」仮面よりも「明るい」仮面を被るほうが容易だ。この気分をテレビが先取りして、一部のタレントが「バカ」呼ばわりされるのを覚悟のうえで「ネアカ」を演じてみせたのではなっかたですかね。

 その対極に「ネクラ」が形成されていきます。そして、いつの間にか形勢逆転、ネアカが多数派に、ネクラが変人扱いされるようになってしまいます。その過程は、演じられていた役柄が演技者自身の固有の性格とみなされるようになっていく過程に重なり、その中で人々はアイデンティティに不安を感じるようになっていきました。乱暴に割り切ってしまえば、金銭万能主義が自己確立に不可欠な対人関係の形成を阻害することの著しい時代に入ったということです。そして現在は、この傾向がネット社会の中でさらに極端化してしまっていると言えます。

 長々と未整理なことを書いてしまいました。私が言いたかったことはこうです。
 世の風潮というものは絶対的なものではない。それは時代によってガラリ一変するものである。それを突き抜けた向こうにあるものを信じようということです。

  君の行く道は 希望へと続く / 空にまた 日が昇るとき / 若者はまた 歩き始める
                  (藤田俊雄作詞、佐藤勝作曲:「若者たち」から)
 

calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM