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  • 2009.01.17 Saturday
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ガラスの天井

 今も女性に対する障壁や偏見は存在する。最も高く、最も硬い「ガラスの天井」を今回は打ち砕くことが出来なかったが、そのガラスには1800万のヒビが入っている。

 7日にワシントンで行われた撤退演説のなかでヒラリー・クリントンはこのようにも述べたと、10日付の朝日新聞は伝えています。

 「ガラスの天井」という言葉、私は8日付の、やはり朝日新聞で初めて読みました。そのレポートの書き出しはこうでした。

 「選挙戦は公平ではなかった」「メディアはみなオバマひいきよ」。オバマ氏が候補者指名を確定させた後、ニューヨーク市内で開かれたクリントン氏の集会には、女性支持者の失望感が澱のようにたまっていた。

 これは、クリントン支持の女性の声ですから、そのぶん割り引いて聞くべきでしょう。それでも私は「そうだろうな」と思うのです。メディアはオバマ氏の「可能性」に照明を当てることに急で、クリントン氏の苦戦をこの側面から照射することはほとんどありませんでした。そのことは特に日本のメディアにおいて著しかったのでは、と思っています。

これはもうイジメじゃないですか

 また、政治がらみの問題です。まず、次の記事(22日付山陽新聞Web版)を見てください。

 倉敷市と玉野市が、区域を越え香川県の島しょ部に生活用水を送る「分水」に対し、厚生労働省が「解消すべき」と指摘した。分水は「臨時的措置に限る」とされているためだが、水源の乏しい島の住民にとっては“命の水”。送水管の新設には多額な費用も掛かるため、関係自治体は困惑している。
 水道法では、水道事業者が給水区域外に給水する「分水」は認められていないが、「一時的な場合」(厚生労働省)に限って例外的に認められてきた。倉敷市は坂出市の依頼を受け、1979年から1〜3キロ沖合の櫃石島と岩黒島(計約370人)に日量約90トンを送水。玉野市も約2キロ沖に浮かぶ直島町(約3400人)からの要請で、69年から日量最大5500トンを送っている。水道料金は、坂出市と直島町の料金体系で両市町が徴収している。
 いずれも地理的に離れた香川県より、本州側から送水する方が、設置費用面などで効率的なことが理由で、三島の生活用水はすべて分水で賄っている。
 倉敷、玉野市の分水は同省が今年行った両市の水道事業への立ち入り調査で問題化。一時的なはずの分水が長年行われていることに対し、「開始から年数が経過しており、解消に向けた協議を進めるべき」と指摘した。
 これを受け、倉敷市は8月、坂出市に対し意向を打診したが、同市は「市が両島まで送水管を延ばすのは現実的ではない。島民にとっても今の状態が一番」とし、直島町も「送水が止まると島民は生きていけない」と分水の継続を希望する。
 倉敷、玉野両市が新たに三島を給水区域に加えれば問題は解決するが、その際には水道設備の維持管理も両市が行わなければならないため、「費用負担が発生し、市民の理解を得にくい」(倉敷市水道局)という。

 舛添大臣は、こんな杓子定規なやり方を承認しているんでしょうかね。実情が水道法の規定に反しているというのなら、それは法の不備です。さっさと法を改正すればいい。それで何の不都合も生じはしないし、貴重な税金の無駄遣いも避けられる。改革しなければならないのは、この手の「役人根性」ですよね。

 最近は自分の人気取りのために、不当に官僚叩きをする政治家や評論家が目立ちます。厚生労働大臣もその最右翼ですが、それがうわべだけのパフォーマンスに過ぎないことは、今回の薬害肝炎問題への取り組みでも、この分水問題でも明らかになりました。
 一方で官僚のほうは、奪われた権限を「弱いものイジメ」で埋め合わせようと計っているようです。
 規制緩和とルール尊重とが、表裏一体の関係にあるということはわかります。その際、肝心なのは必要なルールと不必要なルールを入念により分けることです。そこのところを十把一からげにして、コンプライアンス、コンプライアンスと叫ぶだけでは、新しい官僚支配――従来のそれよりも破壊的な――の陥穽に落ちるだけです。
  

理科への関心、世界最下位

 OECD(経済協力開発機構)が4日発表した国際的学習到達度調査の結果が話題を呼んでいます。昨年、15歳を対象に57ヵ国・地域で実施されたものですが、日本の成績は3年前の調査に比べて、数学や科学での応用力の低下が目立ち、とくに理科学習への関心・意欲は最下位だったそうです。
 もう一つの問題点は、フィンランドや台湾、韓国などの上位国にと比較すると、日本は成績の低い層の分布が厚くなっていることです。いわゆる格差問題がここにも姿を現しているわけです。これが平均点を引き下げる働きをしています。

 この調査は「ランキングを見ることではなく、教育の課題を把握し、どうよくするかが目的だ」とは、OECD事務総長が語っているところですし、文科大臣や各界識者も教育改善についてコメントしています。その努力はもちろん必要なことですが、私はこの件に関しては悲観的で、教育面の改善だけでは、この問題は解決しないように思っています。

私の子供のころは「軍国主義」時代で、「将来の夢」を訊かれたら多くの男の子は「軍人」と答えていました。それに次いで多いのが「発明家」・「科学者」だったと思います。戦後は一転して「平和主義」となり、「文化国家建設」が叫ばれました。「軍人」は消えて「科学者」がダントツ。
 1949年、日本人としてのノーベル賞初受賞となった湯川秀樹博士は物理学者。50年代はソニーがトランジスター製品で世界を席捲。60年代、テレビアニメのさきがけとなった「鉄腕アトム」は「心やさしい 科学の子」。

 時代は変わりましたね。今日、「将来の夢は科学者」と語る子供はきわめて少数でしょう。テレビによく出る人――タレント、スポーツ選手、弁護士など――が憧れの対象なんじゃないですか。勉強するのは、学問とか「真理」のためではなく、ディベートに勝つため、競争に勝つためでしょう。私には昔のほうがまともだったという思いが拭いきれません。でも、これは「好き・嫌い」だけではどうにもならない問題のようです。

 40年ほど前までの日本は「物不足」に苦しみ「モノ」を求める社会だった。今の日本は「金不足」に苦しみ「カネ」を求める社会になった。
 時の流れを逆転することは難しいでしょうが、せめて、流れに掉さすのではなく、かっこ悪くてもブレーキを多用して、慎重なハンドル操作を心がけたほうがいいと思います。


丸裸にされたヒマワリ畑

 またまた、すさまじいお話です。今日の毎日新聞のネット版で読みました。

 高知県土佐市の農家が稲刈り後の3ヘクタールの田に種を蒔き、約80万本のヒマワリの花を咲かせました。満開の時期を見計らって先月28日に「花フェスタ」を開催、花は自由に持ち帰ってもいいことにしていたそうです。それでも、例年なら11月中旬まではこのヒマワリ畑を楽しむことができた。
 ところが、今年はフェスタ直後にテレビや地元紙が大きく取り上げたせいか、見物人ないしは花取り人が殺到、中には軽トラックに花を満載して帰る人も現れる始末で、3日間のうちにヒマワリ畑は丸裸。11月になってやって来た人は見るも無残な光景にガッカリ、地元農家の人たちも台風一過の感じでガックリ。

 何かヘンですね。ブレーキが利かないのは政治家やお役人、一部の「老舗」だけの話じゃないようです。

広く救済とは、果たしてどの程度??

 今日の朝日新聞は一面トップで「年金記録確認中央第三者委員会」の基本方針を大きく伝えています。曰く「消えた年金 広く救済」と。安倍首相の強調する「最後の一人まで解決に全力を尽す」との意向に沿ったものでしょうが、果たしてこれが「広く救済という結果」に結びつくかどうかは疑問です。朝日新聞だけでなく他のメディアもほぼ同様の評価をしているようですが、彼らは5000万件を超える迷子記録の何%程度が解決すれば「広く」と言えるとしているのでしょうか。

 物事はたぶん、次のように運ばれるのでしょう。ー匆駟欷営がコンピュータソフトを開発して迷子記録の「名寄せ」を行う。△修侶覯漫△海量損劼呂海凌佑里發里もしれないと、可能性が浮かんだ人に連絡する。その連絡を受けた人、あるいは連絡を受けなくても自分で疑問を持った人が社会保険庁に申し立てをする。の亮書などの証拠がある場合はこの段階で解決する。ヌ棲里幣攀鬚ない人の場合は、第三者委員会が相談を受け付けて判断をする。

 この段階まで辿り着ける強運の人はどのくらいいるのでしょうね。ここから後の部分で第三者委員会が精一杯、幅広く認めてくれるとしても、その前の段階が非常に狭い門であることには何の変わりもありません。素人のカンですが、メディアのいう「広く」の意味は、この場合、せいぜい数パーセントということでしょう。

エェッ!マジ!

 先日の産経新聞Web版の記事です。

 京都市でのことですが、足が不自由で電動車イスに乗っている90歳のお爺さんが、路上で通りかかった51歳の主婦に、「前輪に体重をかけてもらうと動きやすい」と声をかけ、前に乗ってもらって後ろからお尻に触ったそうです。彼は府迷惑行為防止条例違反の現行犯で京都府警五条署に逮捕されました。老人は容疑を大筋で認め「90歳にもなって恥ずかしい」と供述しているとのことです。京都では他にもよく似た被害の情報があり、警察はそれとの関連も調べているらしい。

 こういうことをするスケベ爺があちこちにいるだろうことは想像できるし、対する女性の側の対応もさまざまでしょう。即、警察に引き渡す人もいれば、横面のひとつも引っ叩いて帳消しにする人、泣き寝入りする人、いろいろでしょう。

 しかし、警察の対応は想定外でした。「現行犯逮捕」というのは警察官でなくても出来るらしいから、現場にいた誰かが逮捕したのを警察が受け継いだだけかもしれませんが、ちょっと大人気ない気もします。
 そのうち、この国には老人と子供(精神年齢上の)だけしかいなくなるのではないかとちょっぴり心配です。

文科大臣は黄門様?

 今日の朝日新聞の記事です。
 
 安倍首相は12日、今国会に提出する教育関連3法案のうち、焦点となっていた文科相の教育委員会への関与(地方教育行政法改正案)の内容について、伊吹文科相と菅総務相らに指示した。,い犬瓩覆瓢童・生徒の生命・身体の保護のための緊急の場合に限り、具体的な方法まで示す「指示」ができる。(以下略)

 「素直」に読めば、「しごく、ごもっとも」となりそうです。「生命・身体の緊急事態」とあれば、誰も異論は挿し挟めない。
 しかし、ちょっと考えただけで疑問が湧いてきます。児童・生徒の生命・身体が脅かされているのに、文科相の指示があるまで手をこまねいている教育委員会など、あり得るのか。
 昨秋、いじめ・自殺の報道が洪水のように流されて、学校や教育委員会の対応がずいぶん批判されました。しかし、それらは言うならば、結果論です。後になって、あの時ああしておけばよかったのにということです。リアルタイムで危険が認識されていたわけではない。
 親が学校に相談したのに対応が不十分だったということはあります。これは確かに問題です。何としても現場の態勢を強化していかねばなりません。

 安倍首相の見解では、地方には能無しのバカ殿や悪代官がごろごろしている。世直しには天下の文科相、黄門様の出番しかない、こういうことになるんでしょうかねぇ。

 岡山県の石井知事は中教審の委員として、これは地方分権に逆行すると最後まで反対を貫いたそうですが、全くそのとおり。地方はもっと怒るべきです。人を馬鹿にするにも程があると。 

不思議の国のアベシ

 安倍首相は5日、一定条件下で会社員の残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入について「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」と述べ、労働時間短縮につながるとの見方を示した。さらに「家で過ごす時間は、例えば少子化にとっても必要。ワーク・ライフ・バランスを見直していくべきだ」とも述べ、出生率増加にも役立つという考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 これは、朝日新聞のサイトに出ていた記事を少し端折ったものです。わたしは一瞬、異星人の話を聞いているような気がしました。朝日の記事はもう少し親切に、安倍晋三氏の考え方をていねいに解説してくれているので、それを読んでやっと理解できました。残業手当がもらえなくなれば、労働者は残業をしなくなる。その結果、庶民たちが家庭で過ごす時間が増える。それで出生率が上向く。それにしてもこの人、不思議な思考回路の持ち主ですね。


チキンラーメン

 即席めんを「発明」した安藤百福さんが天寿を全うされました。数年前のNHK朝ドラ「てるてる家族」を思い出して、今日の昼食は「3分間待つのだぞ」のチキンラーメンにしました。

 私には忘れられない食べ物の思い出が二つあります。その一つは10歳のころ、村の飲食店で食べた「かき氷」、赤いイチゴの蜜でした。二つ目は20歳のころ、岡山の街で食べた「中華そば」。この世には、こんな美味しいものがあるのかと、体が震える気持ちでした。

 もう一つ食べ物の話。私の妹は小学校の教師をしていました。新卒の彼女が赴任したのは香川県の山村の分校でした。低学年の女の子がシュークリームを半分持ってきてくれたそうです。「食べてみたら、あんまり美味しかったので、半分を先生にあげる」と言って。今からちょうど50年前の日本です。思い出すたびに泣けてくる話です。


暗い日曜日

自殺記事
 
 11月12日は自殺のニュースが相次ぐ暗い日曜日でした。
 大阪府富田林市の中1女子、北九州市の小学校校長、埼玉県本庄市の中3男子、岐阜県総務部長の4人でした。

 13日(月)は新聞休日、今日14日の朝日新聞(大阪本社版)の社会面の写真がこれです。
 2人の中学生については、一面中央でも「いじめ?自殺相次ぐ/大阪中1、埼玉では中3」と3段見出しで報じられています。
 社会面のほうでは、中央の大きな扱いが富田林の中1、その右側が小学校校長、岐阜県総務部長は下のほうのベタ記事です。

 人間の命に上下はないはず、このバランスの喪失が気になります。

19歳巡査の飲酒

 Webでニュースをチェックしていたら2社が掲載していました。
 兵庫県の19歳(未成年)の巡査が職場の懇親会で酒を飲み過ぎて、帰宅途中道路にへたり込んでいたところを他の署のお巡りさんのパトロールに保護された。兵庫県警は一緒に飲んだ同僚からも事情聴取をしていて、何らかの処分を検討しているというものでした。

 「それがどうした!」という気分ですね。褒めた話じゃないけれども、大騒ぎして全国に流すほどのニュースかということです。こんなの、大昔からの伝統(?)でしょう。この悪習(?)を根絶しなければ、この国に未来はないなどというものではないと思います。こんな問題で大騒ぎをするマスコミと国民の幼児化現象こそ、憂うべき問題ですな。

 ちなみに、安倍晋三首相の尊敬する高杉晋作が松下村塾に学んだのが18、19歳のころ。
 「松陰は高杉を『識見気魄他人に及ぶなく、人の駕御を受けざる高等の人物なり』と評し、性格も自由奔放なところがあった」(小学館:万有百科大事典)

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